ビブラートをかけたいけど、何からやればいいの?
横隔膜でかけるとか見たけど難しそう・・・。
安心してください。
ビブラートは練習すれば絶対にできるようになります。
しかも練習方法は至ってシンプルです。
何年もビブラートをかけられなかった私ができるようになった方法を紹介します。
安心して取り組んでみてくださいね。
それではいきましょう!
結論:この本の練習メニューだけでOK
私はこの本のトレーニングメニューのみでビブラートを習得。
あとは歌の中、普段のボイトレの中で少しずつ使うようにして慣れていきました。
ジャイアンだって歌がうまくなる!音痴も直る♪奇跡のボイストレーニング
著者:IPC VOICE STUDIO 代表 AKIRAさん
こちらの本のピッチコントロールトレーニング+ビブラートトレーニングによって「ビブラートをどうやってかければいいのか」を体感することができるようになりました。
- ピッチコントロールエクササイズ初級(低速〜高速の3つ)
- ピッチコントロールエクササイズ中級(低速〜高速の3つ)
- ビブラートエクササイズ
以上、合計7つのトラックがあります。
これらのアプローチは単純に、音程を上下させ、スピードをどんどん早められるようにしていく方法です。
これを只々こなすだけでOKです。超簡単ですよね?
腹式呼吸はいらない
ビブラートのやり方を調べるとよく目にするのがこんな内容です。
「ビブラートは横隔膜でかける」
「ビブラートには腹式呼吸が必要だ」
「喉でビブラートをかけると、正しく綺麗なビブラートができない」
「ビブラートは発声が良くなれば自然にかかるものだ」
「練習して習得するものではない」
本当にそうでしょうか?
中には発声を良くして呼吸を練習しているうちに、自然にかかるようになったセンスの良い人がいるのかもしれませんね。
しかしセンスの無い私の現実は、腹式呼吸もボイトレも3年以上練習しても少しも声が波を打つ気配はありませんでした。
それに対して、この本の練習を始めてからたった1ヶ月程度で歌に取り入れ始めていました。
腹式呼吸をやめた今でも速さ、音の高低差を自由に変化させてビブラートをかけられます。
何を正しいと思うかは個人の自由ですが、練習しない選択をしてしまったら時間がもったいない、と私は思います。
そして呼吸を全く意識していない私が出来るのですから「腹式呼吸が必要」というのも間違いと言えますよね。
練習頻度
練習はできる限り毎日やりましょう。
大きな声を出す必要もありませんから、近所迷惑にもならない範囲で練習できます。
どうしても週3日〜4日しかできない場合はそれでも構いません。
ただ、継続のしやすさで見ても圧倒的に「毎日やろう!」と決めてしまう方が有利です。
なぜなら、週3日と決めると忙しい日は「明日代わりにやろう」といったことを考えてしまいやすいからです。
それを何度か繰り返していると次の日も「忙しいからまた明日やろう」
そしてまた次の日も・・・となってしまう可能性がありますよね。
そうして週2日しかやらなかった場合など、目標を達成できなかったことで気分やモチベーションがかなり落ちてしまいます。
ですから上達速度、続けやすさ、両方の面で毎日練習する事がおすすめします。
高音発声も習得できる
実は、私はこの本で高音発声も習得しました。
余計な力を必要としない、高いレベルの高音発声までをこの本のみで手に入れたわけではありませんが、それにつながる重要なスキルを得ることができました。
- 小さな声で高音を出したり、歌う事ができる。辛くなったら声量を少しだけ抑える手段を覚えた。
- 声が裏返らなくなった
- 力みは残っているが、瞬間的にhiCがでてくる程度の曲なら歌えるようになった
高音発声習得の第一歩としても、非常に役立ちました。
この本をやる前にも色々な本のトレーニングを試してきましたが、歌の中ではなかなか変化が感じられませんでした。
初めて「高音が安定し始めた!出しやすくなってる!」と感じられたのがこの本の練習を始めてからです。
この本の惜しいポイント
欠点はCD付きの紙面しか販売されておらず、電子書籍版がないことですね。
最近は電子書籍で音源はWEBサイトからダウンロードするという形式が増えています。
パソコンがないと再生が難しいし、DVD/CDプレーヤーを搭載しているパソコン自体減っていますからね。
別途外付けDVD/CDプレーヤーを購入しなければいけない環境の方が一般的だと思います。
とはいえ非常に素晴らしい本ですので、そこまで用意する価値はあると思います。
まとめ:本の練習メニューを毎日やろう!
この本の練習メニュー「ピッチコントロールトレーニング」「ビブラートトレーニングをこなすだけで、ビブラートを習得できます。
ソースは私です。
毎日練習することで成功率、成長率があがります。
ビブラートはボイトレにも、当然歌にも非常に重要なスキルですから、できるだけ効率よく習得してしまいましょう!
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