上手く歌うために鼻詰まりを直そう

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みなさんは歌っているときにこんな事を思う事がありませんか?

「息がもたない」
「高音が出づらい」
「鼻声になる」

これらの原因は、もしかしたら鼻詰まりが原因になっているかもしれません。

鼻に問題を抱えた状態では、いくらボイトレで喉を鍛えても常にハンデを背負って歌う事になってしまいます。

私もアレルギー性鼻炎持ち、年中鼻詰まりには悩まされていて常に片方の鼻は息が通っていない状態です。

それでも定期的に耳鼻科に通ったり自分に合う市販薬を使ったりして、少しでも鼻の通りが良くなるように対策は欠かさないようにしています。

今回は鼻詰まりが歌に与える影響についてお話していきましょう!

目次

鼻詰まりの影響

声の響きが悪くなる

喉で発生した音は喉、口、鼻の空間に響いて「声」になります。

しかし鼻が詰まっていると空間が一つ潰れている事になり、声の響きが悪くなってしまうんですよね。

声の響きが悪くなるということは、

  • 声質が悪くなる
  • 聞き心地が悪くなる
  • 声量が落ちる

これらの問題が出てしまうということです。

息が続かなくなる

歌の中で息継ぎするとき、あなたは口と鼻どちらから吸いますか?

もしかしたら意識してどちらか一方だけで息を吸おうとしているかもしれませんね。

しかし歌の中で自然に呼吸すると、口と鼻の両方を使って呼吸している場合がほとんどです。
更には「口だけで呼吸しています」という人でも、歌の中で急いで息継ぎをする必要がある状況では鼻からも息を吸っています。

当たり前な事ですが、鼻が詰まっていれば息を吸える量が減ります。
それによって、歌の中で息が続かなくなってしまうという問題が発生します。

高音が苦しくなる

高音になるほど鼻の空間まで音が響く事の重要性が増します。

なぜかというと、高音になるほど鼻の空間に響く音の重要性があがるからです。
というのも、歌の中では高音になるほど大きな声量を求められる傾向にあるので、声量を出すために少しの空間でも確保しておきたいのです。

更には鼻の空間が狭い状態で上手く歌おうとすると、ハンデを背負った状態で本来の良い声質や大きな声量を保とうとしますよね。

そうなるとその分エネルギーが必要になり、これが力みにも繋がります。
こうして高音が苦しくなってしまうのです。

「鼻声」は鼻詰まりが原因ではない事も

ものすごい鼻声で歌う人っていませんか?

心地良く鼻にかかった声ではなく、凄く聞き心地が悪い方の鼻声です。

後者の人が良くこんな事を言います。

「僕って慢性鼻炎だから、仕方がないんだよねー」

確かに症状の重症度によっては鼻炎が原因で、どうしようもないケースがあるかもしれません。

ただ、それなら喋り声も同じレベルで聞きづらいはずよね。
でもそうではない方がほとんどなんです。

つまりは歌の中での発声が悪い事が原因であり、余計な力みが聞き心地の悪い鼻声を招いているケースが非常に多いのです。

私も時々両方の鼻が塞がっているほど悪い状態のときがあります。
非常に歌いづらくはなりますが、それでも鼻声にはなりません。
私が聞き心地の悪い鼻声になるのは発熱して喋り声もボロボロなときだけです。

鼻声の原因は鼻詰まりなのか?
余計な力みが無いか?

しっかりと自己分析をして、諦めずに発声の面からも改善していきましょう。

歌のために鼻の問題を改善しましょう

まとめになりますが、鼻の通りに問題を抱えているなら、ボイトレと同じように改善していきましょう。

鼻の問題を抱えているからといって、悲観的になる必要はありません。
何の問題も無い人もいますが、人の事はどうでもいいのです。
自分にとってのベストな歌を発揮できるように、前向きに対策していきましょうね。

対策は色々ありますが、まずは耳鼻科を受診するのがベストですね。
鼻の状態がよくなれば、確実に歌いやすくなりますよ!

それではまた!

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